日本人墓地上にある「峨嵋碑石文化村」スラム街韓国釜山タルトンネ月の村に潜入

韓国到着2日目、お昼をささっと食べ、事前に調べていたタルトンネへ行くため、釜山の土壌駅へ向かう。

切符売り場は日本語も対応しており、意外とすんなりチケット購入。事前に調べていた情報によるとどうやら、土壌駅からいけるらしい。

迷子になりながらもひたすら坂道を登る

宿がにあったため、そこから揺られること20分、土壌駅へ到着。平日だからか人が少ない…着いてみたら分かるのだが、駅から出てすぐ登り坂が登場。月の村タルトンネとは、山の中腹に出来た村で、お月様に近いという意味があるとのこと。

名前とは裏腹に歩を進めること5分、何やらプチ市場に立ち会う。アジアっぽさを感じる。

事前に調べていた情報では初等学校を目印に登っていくとあり、Googlemapで調べていた。

が、どうやらこの二股になっている坂道を真っ直ぐではなく、グネグネとする左側に行く方に行く必要があったみたいだ…逆の方向に進んでしまっていたのだ。ここからが長かった…ひたすら坂道でもはや登山。後で気づいたのだが、どうやらかなり遠回りをしていた。

本来であれば初等学校(小学校)を目指しながら歩いて行くと10~20分ほどでいけるのだが、もはやWiFiもなくマップもない状態だった私はなすすべはなくひたすら徒歩で地道に探す。


こんな道や

こんな急な階段を登り

振り返ると、とっても綺麗な景色が。

道無き道をぶった切りひたすら地図載っていない細い道を登り、老人ホームだと思っていた、なんとかHappy villageというカフェがあったのでお茶をする。景色は最高。


カフェから撮影。

ここに来るまで本来は10~20分でいいところを2時間かかってしまう。そして運が悪いことに、手持ちのバッテリーもなくなりかけており、焦りを感じる。

甘川洞文化村まで上がり、そこから事前に情報を仕入れていた、噂のこの豆腐みたいな感じぬりかべみたいなのを頼りに下山の形で彷徨う。本来はここまで大通り1本ずっと上がってくれば来れたのに、、、とほほ。

大通りをちゃんと甘川洞文化村まで上がっていっていると、こんなポスターや紹介されている場所が見える。

そして、

見たことある顔に安堵を覚え、来ている方向は間違いっていないことを確信。なんて書いてあるかわからないものの、この豆腐くんを信じ、矢印の方に進む。

碑石の上に家を被っているポップさから、後ろめたさなどは一切感じず、むしろ変わった場所やろ?見ていき〜的なノリもどこか感じる。

途中でmiscroSDカードの容量が切れ、この公園でデータ移管を実施。当たり前だが日本人誰もいない。なんとこの公園の周辺一帯がそうだったのだ。

で、彷徨いながらもそれらしき場所を発見した。どうやら、ピンポイントでここといった場所がなく、地域全体が日本人墓地上に建物が建っているらしく、箇所箇所でそれらしきものを発見した。


インパクトがすごい。

近寄って見ると家紋らしきものが。

この碑石の上には、謎のピーポくんが。

で、ピーポくんの後ろには家が。

また別の場所ではハッキリと書かれているものも。嘉永4年って調べたら1851年・・・黒船が来る2年前。江戸時代のお墓かと思われる。

2017年11月時点で発見できたのは数カ所だったが、塗り潰された形でそれらしき場所がいくつもあった。と、いうのもこの甘河村から始まり、ここら一帯を韓国政府が文化村としてアートの街として変えようとしていることが関係しているらしい。

また、いつ行われたかは不明だが、墓石の溝をコンクリートで埋められた場所も見られた。

スポットの1つとして出している割には、ペンキで塗りたくって隠した?り、字の部分をコンクリで埋めるなどしており、後ろめたさもあるのだろうか。

街並み見渡していると、トタン屋根や練炭が数多く見受けられた。11月の韓国釜山では最低気温1度を下回ることもあり、とても寒い。しかし暖をとるにも暖房器具もまともに使えないため、スラム街では安価に手に入る練炭が使われる傾向にある。さすがスラム街といったところだろうか。

日本人墓地上にある家には興味がないのか、はたまた存在を知らないのか分からないのか、墓石の上のスラム街エリアでは、観光のおばあちゃんらしき人が数人ことから、どうやらマイナースポットみたいだ。

国が甘川洞文化村として観光スポット化しようとしてるため、このスラム街を歩いていても住人と思われる人に特に何も言われず、体力面といったところを除き、意外と快適に見て回ることができた。

よって、「潜入」というより、変わった観光地巡り?になってしまった感は否めないが、今回の潜入でスラム街への関心は高まった。今後も続けていこうと思う。

甘川洞文化村への行き方

釜山駅からはLINE3に乗って4駅(約5分ほど)で着く。

そこから、大韓民国 釜山 西区にある土城駅(Toseong Station駅)を아미초등학교小学校(241 Haedoji-ro, Amidong 2(i)-ga, Seo-gu, Busan, 大韓民国)を目指して坂をひたすら登っていく。

以下のチェックしたあたりが日本人墓地の上にある碑石の上にあるスラム街になっている。

公式に見れるところと、あとは自分で探して見つけれるところがあるので、興味がある方は是非訪れてみては。

上の地図通り、すんなり行ければ1時間もあれば見れるかと。笑

自分は4時間かかってしまいましたが・・・。

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